活動報告:2024年1月

みんなとオレンジカフェ

本格的な寒さを迎えた1月でしたが、初めて参加された方やボランティアの参加も多く、新しい風が吹いたカフェとなりました。

初めての参加者には、親子で参加された方、介護をする家族として情報を得たい方、地域でボランティア活動をしたい方、引きこもりがちな認知症の方にITを使った新たなコミュニケーション手段を考えている方など、様々な方がいらっしゃいました。いずれの方からも、じっくりお話を聴くことがオレンジカフェの役割です。

 

特に認知症のご本人と介護するご家族が一緒に来られた時には、できれば別々のテーブルに座っていただき、それぞれからボランティアやスタッフが話を聴きます。

ご本人からは得意なことや好きなことを伺ったり、ご家族からはご本人と一緒にいるとなかなか話せない思いを伺うことがあります。その中では介護の不安や悩みなどが多く語られ、医師との個別相談に繋がることもしばしばです。

気軽に足を運ぶことができ、和やかな雰囲気の中で安心して話せる場づくりをしたいと思っております。

左から1枚目:芝浦港南・音楽交流会(津軽三味線)  2枚目:麻布・ドクタータイム

3枚目・赤坂・お話しタイム  4枚目:高輪・ドクタータイム  5枚目:芝・ドクタータイム(ダンスセラピー)

ちょこっと立ち寄りカフェ

1月の幕開けは、飯倉カフェでの「祝い太鼓」と「獅子舞」でした。

子どもたちの元気な太鼓やチアリーディングとダイナミックな獅子舞に、参加者は身を乗り出して聴き入り、見入っていました。その後は子どもたちと賑やかにクイズをして、お正月気分を存分に楽しみました。

 

ありすカフェでも、お正月らしく福笑いや面白おかしい川柳を楽しんだり、昔のお正月の思い出話や赤鼻のクラウン(ピエロ)も登場して盛り上がりました。

西麻布カフェでは8回目となる落語会に、昨年、真打ちに昇進された柳亭明楽さんを引き続きお迎えして初笑い。

南麻布カフェでは、津軽三味線の迫力ある演奏に魅了されました。

いずれも大勢の方々が参加され大盛況でした。

 

また今月から茶菓の提供を再開し、お茶を飲みながら談笑する皆さんの楽しそうな雰囲気が戻ってきました。

お正月らしいプログラムに興味を持って初めて参加された方々もいらして、その中には

「このようなカフェがあることは知らなかった」との声もありました。

今後はより多くの方にカフェを知って、足を運んでもらえるようにしたいと思っています。

1段目:飯倉・ゲーム大会 2段目:ありす・川柳会  

3段目:西麻布・落語  4段目:南麻布・三味線