2月1日(土)赤坂地区の土曜日オレンジカフェを開催しました。
国際医療福祉大学臨床心理学専攻の大学院生による「あかさかおみこしカフェ」と「みんなとオレンジカフェ」のコラボカフェは今回で3回目、大学のキャンパスを会場にお借りし、大学院生が考案したプログラムをメインとしたカフェです。
参加者13名、大学院生12名、スタッフ5名と賑やかなカフェとなり、参加者には赤坂地域の民生委員や図書館職員なども含まれ、だんだんと地域に拡がってきました。
今回のプログラムは「誰でも・今すぐ!脳と心のストレッチ」というテーマで、「脳活性おりがみ」と「ふうせんバレー」の2本立てでした。
おりがみは説明書きを見たり大学院生に教えてもらいながら、コマやくす玉、難しいものでは般若の面などにチャレンジしました。途中では「難しくてわからない」と言いながらも、完成した時の喜びの笑顔があちこちで見られ、童心に帰って熱中したひとときでした。
その後のふうせんバレーでは、2グループに分かれて円陣を作り、椅子に座ってふうせんを落とさないように打ち返しました。さらにふうせんを2つに増やしたり、しりとりをしながら、というチャレンジもあり、脳が活性化したかも?と感じる体験でした。
大学院生と高齢者という普段は接する機会が少ない世代同士が交流し、お互いが楽しい時間を過ごして明日へのエネルギーを得たようでした。
2月はカフェの開催は無く、年1回の運営連絡会を開催しています。
麻布支所区民課保健福祉係、けあポート、関係する専門機関の高齢者相談センター、ふれあい相談室、いきいきプラザ、社会福祉協議会、民生児童委員の方々にご参加いただき、今年度のカフェの活動報告や各機関からそれぞれの取り組みについての報告や、高齢者に関する課題などを共有しました。
今年度のカフェは、メリハリをつけたプログラム構成が功を奏して全体的に参加者が増え、参加者同士の交流もより活発になっています。
カフェに来られていないひきこもりがちな高齢者にどうしたら情報を届けられるか、参加比率の少ない男性が興味を持ちそうなプログラムは何か、地域でいつまでも暮らし続けるためには地域とのつながりをもつことや地域情報を知っていることが必要、など各機関の方からも有益な意見をいただき、有意義な連絡会となりました。
特定非営利活動法人 介護者高齢者支援・けあポート
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