9月のオレンジカフェは通常の5か所での開催に戻りました。
「8月は暑かったね。夏休みは行くところがなくて困った、長かった」などという声を聴き、オレンジカフェを運営している立場としては胸が痛みました。
さて、9月の麻布地区オレンジカフェでは、「成年後見制度・福祉サービス利用援助事業について」のミニ講座がありました。講師は港区社会福祉協議会、5か所のオレンジカフェ内で年1回ずつ講座を開催しています。
「『成年後見制度』って難しい言葉だけど、どういうこと? 」
「認知症などによって判断能力が不十分な人を法律的に保護し、支えるための制度というけど、実際にはどうやって、どのタイミングで申請するの?どこがメリットなの?」
などなど、質問は多岐にわたります。
高齢期に向かう親やご自身の将来を考えた時、「これまでの人生を振り返り、これからの自分の生き方を整理しておくことが必要なこと、いざとなったらまずは相談する先があること」を学ぶ機会となりました。
情報と相談先を知っていることはとても心強いことです。
左から1,2枚目:9月は芝浦港南カフェから始まり、久しぶりのお話しタイムとドクタータイムで賑わいました。
3枚目:成年後見制度の説明で使用する冊子は将来を考える時に役立ちます。
8月はカフェがお休みで、2か月ぶりの開催になりましたが、猛暑の夏を乗り切り、開催を心待ちにしていた多くの方々が各カフェに参加してくださいました。
ありすカフェは初めてのプログラム「昔懐かしい紙芝居」でした。
昔ながらの自転車の荷台に乗せた紙芝居を、参加者が子ども達と一緒に楽しみ、大いに盛り上がりました。
西麻布カフェの「長寿の秘訣」では、地元に縁のあるプロの江戸紙切り師を招きました。
さまざまな絵を参加者の目の前で切り上げ、匠の技に皆さんが大感激されていました。また参加者も簡単な紙切りに挑戦しました。
南麻布カフェはススキを使った「秋のリース作り」。
翌日が中秋の名月とタイミングもよく、皆さん素敵なリースを作り、「お団子と一緒に飾る!」と喜んでいました。
残暑が厳しい中でのカフェでしたが、今回初めての内容もあり、皆さんが楽しんでいる様子を拝見することが出来ました。10月も皆さんのお越しをお待ちしております。
上段:ありす・紙芝居
中段:西麻布・長寿の秘訣(江戸紙切り)
下段・南麻布・秋のリース作り
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